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地方転職に熱視線!移住でワークライフバランスを向上させよう!

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ウィズコロナ、満員電車、自然の少ない環境など、都市部で働く人の間で地方転職、地方移住の人気が出てきている昨今。

地方移住には、自然の中で心を満たされる暮らし、豊富な美食、子育てに良いなど色々なメリットがあります。

しかし働き盛りの人にとっては、地方転職しようにも仕事がないと心配だったり、子育て家庭にとっては災害や教育面が不安だったりしますよね?

そこでこの記事では、あなたが地方転職を成功させるためのヒントをお送りしたいと思います!

都市部で生活するリスク

私は秋田県の田舎に生まれ、就職した栃木県で東日本大震災を被災。その後脱サラや転職をして、現在は長野県で子育てをしながら充実した生活をしています。

そんな子育て家庭 × 地方移住の経験から、そのメリットデメリットをお伝えしていきたいと思います。

東京や大阪など都市部には、最先端のショップがあったり、最新の技術を使ったイベント、充実した交通の便など、良いところはたくさんありますよね。

反面、空気が汚い、自然が少ない、子育てがしにくい、家賃・土地が高いなど、人間の生活の根本に関わるところに都会のデメリットが。

実は、人間には本質的に自然を好ましいと感じる「バイオフィリア」という説があり、様々な研究で実証されてきています。

無機質な街で暮らしていると、知らずのうちにストレスが溜まったりしてしまうことも。

 

子育てにおいても、自然に触れ合わせることで免疫が付いたり、アレルギーになりにくくなったりすることが世界中の研究で明らかになっています。

お金の面では、家賃というものは人生で最も多い支出の1つですよね。

家賃を抑えることは年収をあげるのと同じですが、都市部ではなかなかコスパの良い物件、土地は少ないもの。

独身で、色んなことを自由に楽しみたい!という世代なら都会がいいかもしれません。

しかし家族ができたり、将来をしっかりと考えるなら、地方移住、地方転職というのはとても良い選択肢です。

災害リスクを避ける意味でも移住は考えるに値する

地方移住、地方転職には「災害リスクを低くする」という大きなメリットもあります。

東日本大震災、熊本地震、2018年の西日本豪雨など、災害大国日本では、いつどこで災害が起きてもおかしくありません。

更に日本は活火山もたくさん。富士山はもう噴火フラグは立っているかのように言われています。

テレビなどでもしょっちゅう特番されていますが、富士山が噴火した場合のシミュレーションによると、東京都心、千葉県や埼玉県方面まで火山灰が降り、インフラが麻痺する可能性もあるそうです。

東日本大震災のとき、私が当時いた会社は壊滅状態になり、知人も亡くしました。

耐震性が低かったわけではありませんが、全ての建物や地盤は完璧ではありません。

我が家は子どものことも考えて、できるだけ災害リスクの低い土地を選んで住むようにしています。

地方に転職移住するということは、ある程度リスクの低いところが選べるというメリットも。とくにお子さんのいらっしゃる方にはおすすめしたい選び方です。

地方転職のメリットとデメリットは?

しかしながら、どんな場所でもメリットとデメリットがあります。

地方転職のメリットとデメリットは、どんなものでしょうか?

メリット1  自然と都市のバランスを選べる

いわゆる田舎と呼ばれる地方でも、最近の都市部はそこそこ利便性の良い場所が多いです。

不名誉なことに「魅力の無い県」のワースト争いになっている栃木県や茨城県も、例えば宇都宮市、水戸市なんかは情緒ある公園があったり、東京にアクセスしやすかったり、不便なことはそうそうありません(私はどちらの県も好きです)

そして街の中心を離れると、一気に田園風景なんてところもたくさん。

あなたに程よいバランスの場所を選びやすいのが、地方転職の魅力です。

 

私が現在住んでいる長野県松本市は、市街地はたくさんお店が並んで便利、車で10分も郊外へ行けば大自然が広がっていたり、とてもバランスの良い街です。

市内にある弘法山からは美しい桜・街・アルプスという絶景が拝めます

 

そして自然が美しい。関東だと、田舎でもあまり川の水が綺麗じゃなかったり、雑然と住宅街が広がっているだけの場所もあります。

気に入った場所を探してから職を探す、というのも1つオススメの手段ですよ!

メリット2  土地や物件が安い

田舎にいくほど地価は安い傾向ですよね。

例えば都心部で11万円/月の2LDK。

都心部で11万円する物件と同じような部屋が、地方だと7〜8万円程度で借りられる場所も。

 

土地は更にお得感が出てきます。

長野県松本市の場合、市の中心から車で10〜15分も走ると、60坪で1000万円を切ったりします(関東だと2000万円以上するところもざらにある)

ちなみに私は松本市の割と市街地寄り、駅から徒歩15分程度のところに土地を買いましたが、約52坪、約1150万円でした。結構便が良いので、満足してます!

メリット3 自然の恵みをたくさん受けられる

こちらは長野県のぶどう「ナガノパープル」。正直私は、シャインマスカットより好きです。スーパーで買えます。

 

都心部にはたくさんのお店があって、こだわりのお店では地方から取り寄せたフルーツや海鮮など、色々と楽しめますよね。

でも地方では、それらをもっと身近で楽しめるんです。

海が近い街なら、都会では食べられないような新鮮な魚介類。朝晩グッと冷える長野県のようなところでは、美味しさが凝縮されたフルーツや野菜。

スーパーで普通に売っている食品ですら、その土地ならではの特色が出るので、本当に面白いです。

例えば私のふるさと秋田県横手市では「納豆汁の素」「ぎばさ(アカモク)」など、他ではなかなか見られない食品を購入できます(独特だけどどちらも私の大好物)

長野県松本市では、スーパーのりんご、牛乳なんかもとっても美味しい!市場に行けば農家直送の大きな果物や野菜も手に入ります。

いくら運送や冷凍技術が進歩したとはいえ、まだまだその地で作られた新鮮なものにはかなわないです。

デメリット1 就職先が都心よりは少ない

つぎにデメリットです。

これは皆さん思い浮かぶとは思いますが、どうしても都市部と比べると就職先は少なくなります。

しかし、地方都市でも工業が発達していたり、大手企業が進出していると、優良な就職先があるのです。

例えばファーストリテイリング(ユニクロ)の本社は山口県ですし、マツダは広島県、スズキは静岡県。

本社じゃなくても、ホンダは栃木県に研究所があります。千葉県の田舎・佐倉市にはフジクラという東証1部の優良企業があったり、

私の故郷、田舎の秋田県にだってTDKやエプソンといった上場企業の工場があります。

選択肢は減ってしまうので、あなたの経験やスキルによってはマッチングしないこともあるかもしれません。

それでも、各市の単位で言うと、よほどのことがなければ就職先が何もない!ってところは少ないです。

ちなみに2023年現在、私の知人で「長野県で普段は働いているけど、家は県外」「長野県に住んでいるけど、職場は県外」という方は少なくありません。テレワークが普及してきたため、地方でも色々な働き方ができる世の中になってきましたね。

デメリット2 土地勘がないと住んでから馴染むのが大変なことも

自分の故郷に戻るUターンなら、土地勘があるのでどんな生活になるかは想像しやすいですよね。

しかし都会で生まれて地方移住するIターン、自分の故郷とは違う地方に移住するJターンの場合、新天地はだいたい土地勘のないところになります。

地方には地方ならではの習慣や、言葉・マナーの違い、それから気候など、意外とたくさんの違いがあります。

私は松本市の情報をしっかり集めて、下見もした上で移住しました。それでも「松本走り」と揶揄される運転マナーの悪さ(悪いのは一部の人ですよ)、夏は涼しいと思いきや痛いくらいの日差し、魚介類が美味しくないなど、思っていたより驚いたことはありました。

土地勘がないところに転職移住するなら、できれば下見をしたり、インターネットや本、SNSで情報を集めることが大切です。

地方転職がしやすく比較的災害リスクの低い場所

千葉県佐倉市のチューリップ畑 穴場の地方移住場所かも?

 

ところで、地方転職がしやすい場所ってどんなところでしょうか?

IT系のスキルやデザイナーなど個人で仕事ができる人なら、どこでも選ぶことができます。

でもサラリーマンで転職するなら「移住します!ついでにフリーランスになります!」とはなかなかいきませんよね。

 

そう考えると、やはり就職先が多いところは外せません。

それから災害リスクも低いにこしたことはありません。

 

主に北海道、東北、甲信越地方は雪が積もりますし、他の地域でも山沿いは積雪する場所も。

さらに、アレルギー体質の人なら黄砂や花粉なども頭に入れておく必要があります。

九州方面は温暖ですが、台風被害や黄砂、PM2.5の影響が大きい場所もあります。

地震や積雪などのリスクは、下記サイトで大まかに知ることができるので、ぜひチェックしてみてください。

J-SHIS 地震ハザードステーション

豪雪地帯及び特別豪雪地帯指定図

日本は面白いことに、積雪の少ない地域は地震リスクが高かったり、温かい地域は風雨被害が大きい。

寒冷地で冬は辛いが意外と災害は少ないとか。

どこも一長一短といった感じな土地が多い印象があります。

結局のところ、あなたが何を望み、耐えられるのは何か、で理想の場所は変わってくるということ。

我が家の場合は、地震、津波、大雪のリスクが少なく自然が豊かというメリットを得て、冬の寒さ、海まで遠いなどのデメリットを受け入れて長野県に移住しました。

でも私は海も好きなので、将来は夏は涼しい長野県、冬は温暖な沖縄など、2拠点生活も考えています。

1度の人生、好きな場所に住んでみよう!

我が家のように子連れでも、好きな場所に移り住んでみることが割と簡単にできます。ダメだったら、いくらでも方向修正もできるのです。

たった1度の人生、そして現代は個人でも簡単に色々できるようになった時代。好きな場所に住んでみてはいかがでしょうか。

具体的におすすめの転職移住先が知りたい方は、「地方転職におすすめ、バランスの良い移住先4選!」をご覧ください!

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