あ~あいつ、むかつく!と思ってこの記事を開いたあなた。日々お疲れ様です…
嫌いな上司っていますよね、私も転職や部署異動を何度も経験しましたが、どこに行ってもムカつく上司がいました。上司って選べないですもんね…
そんなムカつく上司にやられっぱなしだと、余計にムカつきますよね?この記事では、ムカつく上司に人間的、精神的に完全勝利する方法をご紹介します。
これであなたも、ムカつく上司が眼中になくなることでしょう。
ムカつく上司の種類と対処法
ムカつく上司はどこでもいますが、その種類は何パターンかに分かれます。種類別に、その特徴と対処法4選をご紹介します。
怒鳴るパワハラ系
怒鳴ってくる上司、いませんか?年々減少傾向ですが、まだまだいます。
周りに人がいようが怒鳴り、外でも怒鳴り、あげくの果てには取引先の前で怒鳴り。まともな会社ならパワハラで訴えられるダメ上司です。
怒鳴られている人の脳では「怒鳴られている」という意識が活発になります。そのため、何で怒られたか、どうしなきゃいけなかったのか?というのがわからなくなるのです。
人前で怒鳴られた人は、公開処刑をされている気分。メンタルの弱い人だとうつになってしまいます。つまり怒鳴る行為は、ほとんどの場合無意味。
まずそんな上司の怒鳴りは、受け流すことが1番です。怒鳴りに対して屈してしまったり、逆ギレしてしまうと相手の思うツボ。
毅然とした態度で「はい、わかりました」と受け流すのが1番早く嵐が去ります。
また、相手の行動に合わせない「反同期行動」というのも効果的。
例えば人前で怒鳴る上司に対して「少し冷静になりませんか?周囲の業務妨げになります」と堂々と言うのです。
余計に怒る上司もいますが「怒鳴っているのは愚かなこと」という事実を淡々と伝えてあげると、上司のペースも乱れてきます。
そうやってあなたのペースに巻き込んでしまえば、こっちのもの。上司よりも精神的優位に立てば、あなたの完全勝利です。
そして、人前で怒鳴る上司は環境を悪くする一因です。更に上の上司に相談してみましょう。
もし上層部に相談しても直らないような会社や部署なら、転職か異動を検討してください。そこにいるとあなたのマイナスになるだけです。
ネチネチ陰湿系
こちらはネチネチと批判をしてくる上司。
「いつもちょっと仕事遅いんだよな~」
「はぁ~?こんなのもわかんないの?」
「それじゃあ恋人もできないよな~」
とくに仕事と私生活を絡めてくる上司、ムカつきますよね。
そういうネチネチ陰湿系上司は、案外寂しがりやだったりします。不本意でも、上司を立ててあげると波風が立たないことが多いです。
何か文句を言われたら、
「そうなんですよ~、〇〇係長のように上手くやるにはどうしたらいいでしょう?」
などとおだてると、まんざらでもない様子でだんだんフォローしてくれたりします。
以前私の上司で、頭はいいけど陰湿なA係長がいました。そのとき私はとても難しい案件を抱えており、1人では間に合いそうもありません。A係長に相談したら、
「こんなのもわかんないの?バカじゃないの?」
と言われたのですが・・・私は、
「はい…バカなんです。私の力量では納期が守れません。A係長のお知恵を貸してくれませんか?A係長の力が必要です」
とおだてました。するとA係長は、黙って私の仕事を受け取り「これ、こんな感じでやっといたから」と私の仕事を終わらせてくれたのです。
文句ばかりで人から頼られないA係長は、おだてられたことで「承認欲求」が満たされたのでしょう。
なんでなんで上司
なんで?なんで?と質問責めの上司がいます。
「なんでできてないの?」
「なんで報告しなかったの?」
この種類の上司は、カリカリ短気な上司が多いです。それから、自分ができると思ってます。
そのため「自分ならできるのに、なんでできないんだろう…」と思っているのです。
この手のなんでなんで上司は、上司の質問に間髪入れずに回答するのが1番です。誘導尋問みたいに答えを導いてくれることも多いからです。
(例)
「なんでこれできてないの?」
「他の仕事があって、できませんでした」
「できなかったら、なんで相談しなかったの?」
「自分のペースを見誤ってました、どう進めたらいいでしょう?」
「どうって…まず日程調整しなきゃだろー?」
などと、一応道筋を立ててくれることも。ムカつくけど、使えるかもしれません。
ただ、なんでなんで上司は威圧的なことも多いです。圧倒されてしまうと、余計に苦しくなってしまいます。
(例)
「なんでこれできてないの?」
「…すみません」
「すみませんじゃなくってさ、なんでできてないか聞いてんの」
「…」
「黙ってたってわかんねーだろ?」
こんな感じで、追い込んでくる場合もあるので要注意。間違いとかは気にせず、とにかく間髪入れずに回答すれば、一応話は進みます。
スルーパス上司
部下に仕事を垂れ流しのようにスルーパスしてくる上司です。
上層部に「できます、やります」と言って、とにかくスルーパス。部下の疲弊は考えているようで考えていません。
こういうスルーパス上司は、スケジュール管理や工数管理ができていません。部下とのコミュニケーションが取れていない場合もあります。
あなたが工数オーバーなら、自分の工数を明確にして上司に訴えましょう。
「この案件は7月までかかります。新しい案件に対応するには、12月まで時間がかかります」
と明確にしてあげると、上司も考えてくれるはず。
ただし根性論もまかり通っているのが日本企業の悪いところ。
「そうは言っても、なんとかやってくれないか?」
なんて言われても怯まないようにしましょう。もしくは何か交換条件を出してあげるのも手。
私がよく言っていたのは、
「この案件に対応するなら、もう1人人員を追加してください。」
とか、私は設計者だったので、
「この日程でCADデータを作るには、もっとハイスペックなマシンが必要です」
などと自分が不利にならないよう条件を出しました(強引な例ですけど)
あなたが上司に対し「まだまだだな」という気持ちで、コミュニケーションを取ったり情報をインプットして上司をコントロールすることがポイントです。
ただスルーパスをもらうだけじゃなく、ゴールを決められるようにパスしてもらいましょう。
どんなムカつく上司にも当てはまる黄金の対処法
ここまで種類別に対処法をご紹介してきました。
しかし、どんなムカつく上司にも対処でき、逆にコントロールまでできてしまう方法は、毅然とした態度で、冷静に回答すること、です。
上司の嫌らしい言動に対し、淡々かつ理路整然と回答していると、上司はペースを崩されます。そういう部下には、ムカつく態度を取らなくなってくるのです。
ただし、毅然と、冷静に、理路整然と立ち向かうには、それなりのメンタルや経験も必要。
この対処法が難しい場合は、受け流し、誰かに相談する、というのが大切です。
ムカつく上司の言動や行動を、あなたが1人で抱え込む必要はありません。必ず味方はいます。探してみましょう。
もう限界!になる前にエージェントへ相談しよう
どうしてもムカつく上司に対処しきれない、精神的に無理、もう嫌だ、となるくらいなら、転職をしてしまうのも手です。
対処しきれない場合はその上司だけでなく、職場自体に問題があるケースも多いからです。
最近は転職が当たり前の世の中になっており、スキルがある人は当然、スキルがない人でも簡単に転職できる世の中です。
職場のどういうところが嫌だったか充分にわかったはずなので、次は自分が過ごしやすそうな環境へステップアップしてしまいましょう。
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